開脚前転・後転

この技を真剣にやっている、もしくはやったことがある人はどれぐらいいるのでしょうか。

実際に僕自身も最近ではあまりやらなくなりました。
一部のレッスンを除いて。

理想的なやり方は着地の寸前で足を開くことです。
それまでは足と足を離すことなくくっつけておくことが大事です。
これが足の締めに繋がります。
いろんな技があり、そのまま足を開いたままのものもあれば、閉じた後に開いたり、開いた後に閉じたりします。

その練習のためには一番手っ取り早いと言ってもいいかもしれません。

やり終えた最後のポーズを足を開いた状態で体を起こしてキープします。
これが意外とできないんです。
なぜかと言うと、耐えようとはしますが、耐えられるだけの筋力が無いからです。
これでは他の技も思うように出来ません。だからこの練習が必要になってきます。

最初に言った最近ではあまりやりません、というのは生徒の筋力がついてきたからやらなくなったということです。

足を内側へ締めるというのはとても大事です。
バク転にしろ、ロンダートにしろ、宙返りにしろ、その瞬間がある技は多いのです。

前転の方のやり方としては、前転する→最後に足を思い切り開く→足の間に手をついて地面を押しながらお尻を上げる。

後転。普通に後転する→足がつく寸前で開く→両手で地面を凄く押す！

これだけです。

これができるようになってきたら、次の段階としてこの地面を押すという作業を省いて、自分の筋力や勢いのつけ方だけで回ってみましょう。
ようはタイミングです。

これができるようになったとき、地味に感じられる技かもしれませんが、体の上手い使い方も覚えることが出来ます！
いつの間にか他の技もパワーアップしてるでしょう！

楽しく上達できるバク転・アクロバット教室です。