楽しく上達できるバク転・アクロバット教室です。

後ろに転がる簡単にできそうでやってみると意外にできない難しいやつです。

前回の前転では筋力がつくという話をしましたが、こちらは対照的に柔軟性でやります。
ほとんどそれだけと言ってもいいです。

 

背面の柔軟性

後ろにゴロンと転がって足を頭のほうへ振り上げるストレッチがあります。
背中や首を伸ばすやつですね。
想像できていない人はプロレスでパワーボムから3カウントに入るときに押さえ込まれているあの形を思い出してください。
たぶん想像できるはず、、、

これができないと厳しいですね。
後ろに転がるときに進行方向に足を振り上げないといけないので、その時に体を丸めないといけません。
これができないと厳しいんですね。
前屈などもいいですね。
要は体を丸めることが出来ないと厳しいということです。
逆に言えばそれさえできればできます。

でも身体的に難しい場合もあります。

 

小さい子は頭が大きい

幼児などは体が発達していないので頭が大きいです。
この場合後ろに回ろうとしても頭がひっかかり思うようにできない場合があります。ですが感覚を身に付けるためにも繰り返しの練習は必要です。
やりすぎにだけ注意しましょう。

 

顔の向きに注意

もう一つ気を付けなければいけない部分があります。これはアクロバット全般に言えることですが、、、

体を丸めるために最初はお腹を見るようにします。ですがいざやろうとする瞬間、後ろを見てしまい顔が起き上がった状態で後ろに回るため頭をぶつけてしまいます。
その技をやるときにどこを見ていればいいのかが大事です。
ほとんどの技は技をやるギリギリの瞬間に進行方向を見ます。

 

例えばバク転は後ろに跳んで回る技ですが、ほとんどの人は最初後ろを見ながら跳ぼうとします。
ただのジャンプで考えてもらえば分かりやすいと思いますが、高くジャンプしようとするときに上を見たままジャンプするのと、下もしくは前を見ながら大きく手を振りかぶって跳ぶ瞬間に上を見るのとどっちが高く跳べそうですか?

意外と意識しないけど顔の向いてる方向というのは大事なんですね。

 

簡単な技ですが、「後ろに回る」感覚をつけるためには大切な技です。
見えない方向へ跳び出すというのはそれだけで勇気のいることですし、これからの挑戦していくであろう技たちの訓練にもなりますね。

 

みなさんも是非見えないところへ跳び込んでみてください。
新しい世界が覗けるはずです。

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