楽しく上達できるバク転・アクロバット教室です。

「どれぐらいで出来るようになりますか?」

皆様からとても多い質問です。
出来るようになるために必要なことは大きく分けて四つ。

 

筋力

単純に回転して降りてきたときに逆さまになっているので自分の体を腕で支えることができるか?
というところになります。
回転がかかっているうえに、自分の体重を全部両腕のみで支えなければいけませんので、それ相応の重力はかかります。
それができるようになるために倒立(逆立ち)の練習などを行います。
大人や高学年ぐらいだとできる人も多いですが小さなお子さんだとなかなか難しいので練習が必要です。
他にも練習メニューはありますが、まずはそこが第一歩になります。

 

瞬発力

瞬間的なスピードと筋力が求められます。
始まりから終わりまで一連の動作がありますが、動作のスピードが一定ではありません。
必ず動作に緩急は必要で、回る瞬間をトップスピードに持っていきます。
例えば野球であればボールを投げる瞬間、バットで打つ瞬間、サッカーであればボールを蹴る瞬間などのように回る瞬間のトップスピードをいかに引き上げられるかが重要になってきます。
瞬間的なスピードとパワーが強ければ強いほど技をやることが楽になっていきます。
逆に言えば瞬間的な部分を一番頑張ればあとは楽にできるということになります。
テレビで見るような一流選手がなんでも簡単そうにやっているように見えるのは余計な力が入っておらず、瞬間的にしか力を使っていないからです。
ずっとガチガチでプレーしている姿はあまり見たことがないと思います。

 

 

ジャンプ力

当たり前の話ですが5㎝しかジャンプできない人と50㎝ジャンプできる人とでは50㎝のジャンプができる人の方がはやく覚えるでしょう。
単純な「跳ぶ力」というのは必要になります。
体が柔らかい人はジャンプ力が弱い傾向にあります。おそらく体が柔らかいので跳ばなくても回れそうな感覚があるため、ジャンプより回転を優先させてしまいます。
ですがこれは大きな間違いです。

まず体への負担が大きい。
アクロバットを取り入れるジャンルは多種多様ですが、あまり知識のない方は体を反るように指導をする方もいらっしゃるようです。そうすることでどうなるかというと「腰を痛めて怖くてできなくなります」。
どれだけ体が柔らかくても必ず腰が痛いと言うようになってきます。

それから高さの問題です。
高さのない状態で跳ぶと地面までの距離が短いので手首への負担が大きくなります。手首も痛めてスピードも出なくなるのでよくないです。
適度な、一番的確な高さへ近づけるためにもジャンプ力は鍛えます。

 

克己の精神

後ろに回るというのは「見えないところへ飛び込んでいく」ということです。
その恐怖心に打ち勝つ心、出来ないことへ挑戦していき自分を乗り越えていこうとする精神です。
恐怖心を克服することができれば上達も早くなります。
ただし恐怖心がゼロになってはいけません。危ないということが分かっているからこそ手を抜かない、というところまでになればマスターしたといえるでしょう。

 

まとめ

細かく書いたらとても難しい文章になってしまい、とても難しいことのような雰囲気になってしまいましたがそんなことはありません。順序を追って覚えて行けば難しい技ではありません。
上に書いた大きく分けた四つの要素、これらをどの程度持っているかで大きく変わってしまいますし、なによりレッスンに取り組む姿勢などはとても重要ですので、はっきり言うとどれぐらいでできるようになるかは誰にも分かりません。
ですが色々と話を聞いた上である程度の目安をお伝えすることはできます。
もし興味が沸いた方はお気軽にご連絡ください。

 

ジャンプ練習

ジャンプの練習

 

倒立練習

みんで倒立

 

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