タイトルのような質問をされたことがある方はけっこういらっしゃると思います。
答えはこうです。
出来ます。
または出来るようになります。
ただし、、、
必要以上の筋力が必要になります
必要以上に必要、なんだか日本語として違和感がありますが。
体が硬いということは関節の可動域が少ないということ。
例で言えば、バク転には腕を振り上げる作業が必要ですが肩が硬ければあまり振り上げることができません。
専門的な言い方をすれば、腕を振り上げたスピードが胴体へつたわりにくいです。
ということは回転するために必要なスピードをどうやってつけるかというと、単純に高く速くジャンプすればいいわけです。
理屈は簡単ですが、専門的なトレーニングを積んできたわけでもなく、体を回転させる感覚もないままそんなにジャンプ力がある人がいればの話です。
なのでトレーニングを積めばこのような方法でできるようになることは可能です。
少し話が逸れますが、アクション映画でスタントマンやアクション俳優が殴られて吹き飛ばされながらバク転したりしますが、このやり方になります。
アクションもお芝居ですから、あんな闘いのシーンで1,2の3!などと跳ぶことはありません。
本当に吹き飛んでいるのではなく、超人的な身体能力でそう見せているのです。
タイミングが大事
腕の振りと足のジャンプが合っていなければ高くは跳べません。
ジャンプの瞬間の体を倒すタイミングも大事になります。
手をついた着地の瞬間の足の下ろし方などなど。
言い出したらキリがありませんが、先程書いた関節の可動域が少ない場合はこれも上手くかみ合わなくなることが多くなります。
選択肢が少ないので。
ではどうすればいいのか。
やはり柔軟性をつけることです。
柔軟性は体も守る
柔軟性をつけてタイミングよく体を使えるようにすることが一番です。
個人差はもちろんありますが、全く変わらないということは絶対にありません。
レッスン内で覚えたことをお風呂上りに毎日5分やるだけで成果は表れます。
そしてケガから守ってくれる体の作りにもなります。
例えばGRANTでは体への負担を考慮して後ろへ反らないやり方で教えますが、それでも腰が全く曲がらない大人と体がグニャグニャの子供を想像すればどちらがけがをしそうなのかはすぐに分かると思います。
このように体を柔らかくするというのはとても大事なことです。
正しい知識で身に付けて行けばそう大変なことではありません。
みんなで楽しくレッスンが出来るようにケガをしない体づくりはとても重要です。