楽しく上達できるバク転・アクロバット教室です。

俳優さん役者さんの世界でも必要となる場面が多く、このようなお問い合わせを頂きます。
最近では舞台で激しい動きを求められることも多いのです。
役者の知り合いが多いためよくお誘いをいただいて舞台を観に行きますが、実際にアクションや殺陣の要素が入っていたり、踊っていたり、舞台を駆け回るような演出は多いです。
かくいう私も舞台出演の際アクションの振り付けなどをやっております。
アクロバットが出来るほうが役者さんとしても芸の幅は広がるでしょう。

 

 

習得の意味

単純に技を覚えるだけでも使える場面は多いでしょうし、重宝されるようになると思います。
ですがそれだけだと武器を一つ持っているだけにすぎません。
それだけではなく、それを覚えるための前段階の練習も必要になります。
そこを重点的にやっていくことでそこの段階のレパートリーも増えますし、最終的な目標にも近づけます。

 

少し具体的に書いていきます。

 

 

芸の幅を広げる

例えば最終目標がバク宙だとします。

まずは前転からスタートします

回転になれるため、筋力をつけるため、ウォーミングアップのため、いろいろな理由があります。
まずこれを極めます。
そうすると受け身がとれるようになりますので、アクションで相手の攻撃をよける場面などで使えます。
相手のパンチをくぐってよけるのと前転(のような実際には形を崩したもの)でよけるのではまた違って見えてきます。
同様に後転なども使えるでしょう。
相手の攻撃を後ろによけながら後転してスタッとポーズを決めたらかっこいいですね。

 

次に倒立

逆さまになる訓練でもあるし自分の体重を腕で支える練習でもあります。
練習では倒立からの前転をやりますが、舞台ではそのまま足を下ろして元に戻ればいいと思います。
どんな場面で使えるかというと、倒立で足をバタバタします。
有名な漫画の眉毛がグルグルのお兄さんがやっているキックになりますね。
もちろん違うパターンでも使えます。想像力で広げていきましょう。

 

側転

回転のスピードを上げるため、足を振り上げる練習、体の使い方をより深く追求するなどのためにやります。
舞台袖からの登場で使っても迫力がありますし、戦っている相手を側転で飛び越えたりもできます。
少し上級になると、相手に弾き飛ばされたときに後ろの方へジャンプしながらやってみると派手にやられたようになります。

 

その後段階を踏んで最終目標まで到達できるようにしていきますが、どうですか?
そこに至るまでの間に十分応用できることがあったと思います。

派手な技にばかり視線が向いてしまいがちですが基礎の部分だけでも幅は広がります。
今言った応用の仕方はほんの一部で、想像力次第では無限大です。
舞台のセットの上からバク宙で飛び降りる、なんていうのもできたらかなりかっこいいですけどね。

 

 

その時その時の現場で状況や出演者は違いますので、それも踏まえてアドバイス致します。
どれぐらいの間口か、周りに何人いるか、どんなシーンで尺はどれぐらいあるのかなど、いろいろ聞いてこれならどうかというものを提案をさせていただきます。

 

 

ジャッキーチェン伝説のシーン1
アクションスタント

 

伝説のシーン2
時計台落下

 

お芝居の画像を探していたのですが、ついついこちらを載せてしまいました、、、

それにしても凄い、、、、

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